今日は大晦日。12月に入ったと思えば、もう明日から新年が始まります。
日中の市内は、静かで雪も無く、カラリとしておりました。その静けさが、新年を迎える特別な感覚を大きくしていくような、そんな気持ちにさせるのでした。
撮り溜めた写真を見てましたら、10月に近くの河川敷で撮った美しい昆虫の写真がありましたので、今一度名前を調べてみることにしました。
「カミナリハムシ」「ヨモギハムシ」と、他にも似た種類がたくさんありまして、これだと名前を決定するのが難しいのであります。
美しい艶のある濃い藍色の体は、初めて見た時、ハッと目を見張るものがありました。
すぐ側には、カラフルなノブドウ(野葡萄)の実が沢山ありまして、中にはこの虫と同じ綺麗な青色の実もあるものですから、美しい植物には、美しい昆虫がいるものだなと一人で感心したものです。
その最中に雨がポタポタ降りだしてきて、もう少し撮りたかったのですが、仕方なく車に戻ったのでありました。
振り返ると、私が今まで知らなかった昆虫や植物に出会って写真を撮っていると、なぜかしら雨が降ることが多いのです。
苔とカメムシを見つけた時も雨がありました。濡れて帰った事もありました。
季節的に雨が降りやすい、そんな時期だったのかもしれません。ただの偶然なのでしょうが、不思議なものです。
自然を見たり、自然の中を歩いたりするのは元々好きなのですが、そこから植物などの写真を撮る、というのは経験があまりありませんでした。撮ってみると意外にも真剣に夢中になれるものです。
調べたりするのも良いみたいです。
今度は濡れても大丈夫な羽織ものを着ていくといいのでしょうが、スマホが濡れてしまうから、また帰ってしまうかもしれません。