今日は時間がありましたので、近くの公園の自然を見たくなって出掛けてみました。
これは苔なのかキノコなのか、しかし綺麗な青みのある鼠色です。
その様子は、表面に細かい粉がたくさん付いてる感じで、布のベルベット、ベッチンの様です。全体の形を見るとキクラゲを連想します。
自分の知らない物を発見した時の興奮は、散歩の醍醐味なのでしょうか。
少し鼻息を荒くして目を凝らし、その美しい植物の上下左右に顔を近づけて眺めてみました。特に匂いもなく、私の不思議は益々膨らみました。
後で調べましたら「コフキカラクサゴケ」という名称で「地衣類」に属している植物だと分かりました。
調べを進めると学会や、様々な団体個人の方々が苔などを調べて発表してる事が分かり、持続して調べるというのは熱意とエネルギーが相当必要なんだろうな、素晴らしいと思いました。
また、スマホで撮った写真をグーグル検索出来る術を初めて知りました、これは便利であります。
発見の最中は、小雨の後でしたが、それもまた良く、しっとりと周りの景色を湿らせて、植物の色がはっきり見えるような気がしました。
大きな幹はどっしりとして安心感を得ます。
本物は見た事ないのですが、茶畑みたいです。
葉先の感触は、柔らかかったです。
緑と赤茶が綺麗です。黄色は優しい。
歩いた先には、可愛い看板がありました。
カラリと天気のいい日の散歩もいいですが、少し湿り気のある自然の中は、冷んやり感がちょっとした森林浴気分になって、これもまた良いものです。